2022年度 一般社団法人科野青年会議所

理事長所信

第 53 代理事長 川﨑 隆生

【はじめに】

未だ収まることを知らず猛威を振るい続けている新型コロナウイルス感染症。この新型コロナウイルスが引き起こしたパンデミックにより世界中で様々な活動が制限され社会や経済に多大な影響を与えました。この環境下の中で私達が出来る事は何か、混沌と化しているこの世の中にどうすれば可能性をもたらす事が出来るのか。そんな時に理事長を務めさせてもらえるチャンスを頂きました。

我ら科野青年会議所は更埴青年会議所から数えて創設53年という月日を重ね50年目の節目には「科野ブランドの創出」というテーマを掲げ同志と共にこの地域を盛り上げようと考えていました。しかし昨年、一昨年と日常生活や経済活動の制限にとどまらず、地域のお祭りやイベントまでもが中止という選択肢を余儀なくされました。それでも、地域が活気を取り戻し再び輝くために、こんな時だから出来る事、今だからこそ出来る事を実行することが出来ればと考えております。

 

【未来のための青少年育成】

子どもたちは、私たちにとっても地域にとっても大切な存在であり、その子どもたちを育てるのは大人の責任です。技術革新が著しい現代社会、これからもテクノロジーは進歩して私たちの想像を上回るような未来が待ち受けているでしょう。また近年、児童虐待やSNSなどを利用したいじめや犯罪など悲しい出来事が多く、私たちの幼少期と比べても変化が激しく対応することが難しい時代であることは間違いありません。

そのような時代であっても子供たちには未来に大きな夢を描き、目を輝かせ、人と人が心を通わせて欲しいと思っています。

様々なものが自動化されている現代では、何かを考えて行動することが減ってきているように感じます。しかし、どんな環境下でも「自身を突き動かすために考える力」を子供たちに身につけてもらうことが何よりも重要です。しかし、子どもたちに言葉だけで説明してもなかなか理解してもらえません。子どもたちが身をもって体験して、心に残る感動を自分自身で体験することが必要なのではないでしょうか。子どもの頃に受けた感動はその後の人生に強く影響します。時代が変わっても相手を思いやる気持ちを忘れず、常に挑戦する志を忘れなければ未来を担う大人へと成長します。また、私たち大人が子供たちにとって憧れとなる存在であることが大切です。そして、無限大の可能性を秘めた子供たちが成長していくことはこの地域にとって何物にも代えがたい財産となることでしょう。

 

【地域との繋がりを深める会員拡大】 

どんなに素晴らしい組織でも拡大をしていかなくてはJCの持続は不可能です。拡大はJCを知らない青年たちに私たちの魅力を伝え、メンバーとなってもらうことで市民の中から意識を変えていく重要な活動です。

自分の素晴らしさに気付けていない青年たちがこの地域にもいます。だからこそ様々な人脈を使い、可能性のある青年を見つけ、交流し拡大していき、共に活躍できるメンバーが増えることで活性化し成長できるのです。

共に活動していく中で、それまでの社会生活の中では体験できないような成長の機会を提供することで、新しい仲間を増やし、地域を盛り上げられるよう尽力していきます。

 

【心に響かせる広報活動】

まちづくり事業を実施する上で難しい事は、事業の構想や実施ではなく広報だと私は考えます。どんなに素晴らしい事業を実施しても参加者がいなければ効果的な運動と呼ぶことはできません。事業を実施する上で集客は必須項目です。

一方で、新型コロナウイルス感染症が終息する気配がなくても、これ以上活動を停滞させることはできないという切実な問題から「ウィズ・コロナ」「ニュー・ノーマル」といわれる新しい様式が求められています。「ウィズ・コロナ」の中での方向性を、事業の中で確認し組織内に向けて全員が参加したいと思えるような仕組みと戦略を考えます。

現在、世の中には広報に活用するツールはデジタル、アナログ共に数多くあふれています。科野青年会議所にも数多くの広報ツールは存在しますが、明確な運用目的がなければ効果は半減してしまいます。そのために対象者の分析をし、対象者は日頃何を考え、どのような事柄に興味を示すのかを学び、有益な広報活動に繋げていけたらと思います。

広報活動は難しい事であると同時に、事業目的を達成する上で必須項目です。私たちが展開する運動が一人でも多くの方に届けば「明るい豊かな社会」に近づくのです。

様々な可能性を模索し一人でも多くの方に我々の運動が届くよう、共に邁進しましょう。

 

【結びに】 

今私たちの住むこの地域(まち)を客観的にみるとどう映るのでしょうか?おそらく性別や年代、立場によって多種多様な理想像があるはずです。多くの皆様は自身の興味のあることや仕事に対しては真摯に向き合い取り組んでいると思います。しかし、地域(まち)や社会問題や環境問題に関してはどこかで無関心を装い人任せになっていないでしょうか。

私は2016年に入会しましたが入会当初は仕事が精いっぱいで地域(まち)づくりを考えたことはありませんでした。ですが、科野青年会議所のメンバーとふれあい、諸先輩方や多くの皆様と接していく中で、この地域(まち)の未来を考え、市町村のあるべき姿を考えるようになりました。

しかし、昨年も新型コロナウイルス感染症により活動が制限され、行いたい活動が行ないたくてもできない忸怩たる思いを経験いたしました。今年度も新たに生まれる多くの問題の中には想像を超えるものもあり、大きな壁となって立ちはだかるでしょう。ですが私たちは歩みを止めず「科野ブランドの創出」のテーマのもと共に邁進しましょう。

今年度「可能性は無限大」をスローガンに掲げ、様々な可能性をメンバーと共に模索し無限大に羽ばたく科野青年会議所を目指し活動してまいります。

 

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